日本での作業療法の歴史

作業療法の歴史は、紀元前2000年の古代エジプト時代まで遡ることができます。
その後、アメリカで作業療法という専門職が確立されました。

日本では、1965年に「理学療法士及び作業療法士法」が制定された時に、作業療法という専門職が誕生。
日本において積極的に作業療法が治療に取り入れられ始めたのは、巣鴨病院でのことです。

医学者の呉秀三は、1901年に巣鴨病院医長に就任し、治療法の改革を行いました。
改革では精神病の患者に対しての、拘束具の使用の禁止などと共に、作業療法の積極的取り入れを始めました。
この改革のもとに、巣鴨病院では精神科作業療法を始め、裁縫や野外作業などの作業療法を積極的に取り入れ、実践されました。

呉は「日本の精神医学の草分け」とも呼ばれ、日本の精神医療に大きく貢献。
巣鴨病院はその後、世田谷区に移転し、松沢病院と名を改めました。
呉以降も作業療法は積極的に治療に取り入れられ、治療体制が確立していきました。

1945年以降(第二次世界大戦以降)には、国立武蔵野療養所の関根真一所長、小林八郎医師などが、作業療法を取り入れています。

1963年に、国立病院機構東京病院付属リハビリテーション学院が創立。
この学院が日本で初めての、3年制の理学療法士並びに作業療法士養成校となりました。

1965年には、「理学療法士及び作業療法士法」が制定されます。
そして、翌1966年には第1回作業療法士国家試験が行われました。
ここに、国家資格としての作業療法士という職業が誕生しました。

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