ものを作る作業療法

作業療法の作業は、一般にただ作業をしてゆくイメージがあります。
しかし、全ての作業には目標があり、その目標を患者自身が意識しながら進めてゆくことで、初めて効果を得られるものです。

したがって、作業療法士は目標や計画を具体的に患者とカウンセリングをしながら決めてゆきます。
その中でも、患者が楽しんで進めて行ける作業に重点を置き計画を立てます。

具体的な目標としては、病気による障害の軽減、障害があることで新たに作られてしまう障害の予防、今ある能力を伸ばす、生活障害の軽減、生活環境の改善などです。
このような抽象的な目標から、具体的な目標を定め、作業療法士は計画を立てていきます。

作業療法の具体的な作業には、様々な種類があります。
個人によって計画と目標が異なるため、その作業は基本的には無限にあると考えられます。
ここでは、ものを作る作業を具体的に説明します。

作業療法の中でも、ものを作る作業の種類は非常に多くあります。
手工芸の分野では、皮細工や木工、陶芸、刺繍、織物、編み物、張り絵、塗り絵、折り紙などがあります。
芸術の分野では、絵を描く、書道をする、生け花、俳句、七宝焼きなどがあります。

日常生活の中からも、お菓子作りや料理全般、園芸なども含まれます。
患者は自分の興味がある分野から選ぶことができます。

これらの作業を通じて、手や身体を使うことで身体能力の回復を図ると共に、集中力や気力を回復する、リラックス効果を得ることができます。
また、作業を共にする人とコミュニケーションをすることで、対人関係も円滑になります。

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