ノーマライゼーション

ノーマライゼイションは、英語で「Normalization」と書きます。
障害を持つ人と、健常者が区別されることなく、社会生活を共にすることを理念とした考え方です。
1960年代に北欧諸国で始まった社会理念であり、この考え方をもとにした活動や政策などもノーマライゼーションと言われます。

障害者と健常者が均等に生きられる社会を目指すという考え方は、デンマークのバンク・ミケルセンにより提唱されました。
その後、スウェーデンのベングト・ニリエによって広められました。

歴史的に、障害者は健常者から離され、差別を受けて生活するという傾向がありました。
これは世界各国で見られることです。

日本でも、ヘンセン病患者を隔離するなど、歴史的に健常者と障害者を区別するということが行われてきました。
この区別を撤廃するための社会理念がノーマライゼーションです。

アメリカでは、ADA法と呼ばれる「障害をもつアメリカ人」法が制定されました。
このADA法では黒人と白人の垣根の撤廃などの場合にも、ノーマライザーションという言葉が用いられています。
このADA法はあらゆる差別の廃止を一貫して唱えるものです。

日本では、バリアフリーの一般化や職能訓練などによって、ノーマライゼーションの実現を目指しています。
国立国語研究所は、ノーマライゼーションを等生化という言葉に置き換えることを提案しています。

2003年に制定された支援費制度も日本のノーマライゼーションへの一歩です。
これは障害のある人が市町村から適切なサービスを受けるための支援費が支給される制度です。

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