理学療法との違い

リハビリテーションは3つに分けることができます。
理学療法と言語療法と作業療法です。

言語療法は、主に言語に関するリハビリテーションを行います。
嚥下の訓練なども入ることはありますが、失語症の患者や言葉に何らかの困難を抱えた人にリハビリテーションを行うことは、名前からもすぐにわかることでしょう。
その一方、理学療法と作業療法は混同して考えられることがあります。

作業療法と理学療法は1965年に「理学療法士および作業療法士法」によって国家資格を有する医療資格となりました。
法律の上でも、名前が並列に扱われるなど、似通っていると思われている2つの資格ですが、リハビリテーションへの基本的なアプローチが異なります。

まず、理学療法は基本的な動作能力を回復させるためのリハビリテーションです。
膝がうまく曲がらないなどの障害がある人には、理学療法では体操、電気刺激、マッサージ、温熱治療などを用いて膝の機能の回復を目指します。
私たちが普段思い浮かべる様な、ジムの様な場所で体操をする、ストレッチをしているといったリハビリテーションは理学療法のリハビリテーションの光景です。
また、スポーツ選手などが主に行うリハビリテーションも理学療法です。

一方で作業療法の場合には、何かの作業を通じて膝の機能の改善を目指します。
したがって、散歩やスポーツ、ダンスや陶芸などの活動を通じて膝を自由に動かせるまでリハビリテーションを行います。

また、買い物などに行きたいという希望があれば、理学療法士の場合は買い物に行ける程度の機能の回復を目指しリハビリテーションを行います。
一方、作業療法士の場合には、買い物に行くための外出の身支度の助言、手伝いや、バスに乗るなどの際に使う運動機能の回復、訓練などを行います。
基本的なアプローチの違いがこの2つのリハビリテーションにはあるのです。

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