作業療法の目的 応用能力

作業療法の目的は大きく分けて3つあります。

1つ目は、運動機能や精神機能を指す基本能力を維持し、改善することです。
2つ目は、応用能力を維持、改善することです。
3つ目は、社会生活適応能力を伸ばすことにあります。

2つ目の応用能力とは、例えばトイレに行ったり、食事をしたりなど生活の上で行われる動作についての能力。
足が弱ってしまった人が、基本能力の運動機能を改善することができた後には、この応用能力を用いて自分の生活環境に合った動きができるように、生活が自立するようにするのが応用能力です。

応用能力とは、ADLと言われる日常生活動作のこと。
ADLは、Activities of Daily Livingを短くしたものです。
ADLとは、食事、排泄、服の着脱、移動、入浴など日常生活で行われる全ての動作のことを言います。
それぞれの動作について、自立、一部介助、全介助の3段階で評価をします。

リハビリテーションを行う場合には、このADLを三つのカテゴリーに分けます。
それは、「できるADL」、「しているADL」、「するADL」です。

「できるADL」とは、Capability ADLの訳。
これは、訓練時にはできる能力はあるけれども、実際の生活では実行していないADLのことです。

「しているADL」は、Performance ADLの訳で、実生活の中でも実行しているADLです。

「するADL」とは、Target ADLと呼ばれるもので、将来的に目標とするADLのことです。

リハビリテーションの計画を立てる時には、これら3つのカテゴリーに動作を分けて、具体的なリハビリテーションの計画に結び付けていきます。

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