作業療法の目的 基本能力

作業療法では、大きく分けて3つの能力の維持や改善をします。
それは基本能力、応用能力、社会生活適応能力です。

様々な作業を通じて、この3つを改善してゆくことが作業療法の目的です。
そのほかにも、環境の調節や社会資源、制度の活用を促し、この3つの能力の向上を目指します。

基本能力は、運動機能や精神機能を指します。
生活の上で必要である、立つ、歩く、食べるなどの基本能力の運動機能を維持、改善します。
精神機能は絵画や音楽など、精神面を含めた機能の回復を作業によって回復させます。
対人関係や、耐久性などを好ましい方向に変えるように訓練し、障害を持つ人の社会復帰や就職への道を開きます。

基本能力と聞くと、療法士が手をとって手すりを歩かせる、ストレッチなどをする姿を思い浮かべるかもしれません。
このようなリハビリテーションの姿は、作業療法ではなく理学療法で見られる光景です。

理学療法と作業療法は、活躍する分野が似通っているので混同されやすくありますが、大きな点でこの2つのリハビリテーションのあり方は異なります。
理学療法は「Physical Therapy」と言われ、治療のための体操や運動、そして電気治療やマッサージなどの物理手段によって行われるリハビリテーションです。

それに対して、作業療法は運動機能を上げるために、レクリエーションを行う、手芸を行うなど作業を通じて機能の回復を図ります。
理学療法も作業療法も、同様に機能の回復を図るリハビリテーションですが、そのアプローチが異なるのです。

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